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紹介状がなくても受診可能です。
事前にお電話にて受診予約の上お越しください。
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ご来院の方へ
太りすぎが原因のことが多いのですが、やせていても鼻の通りが良くない方、下あごが小さい方などにも起こります。寝ている間に呼吸が止まる・弱くなるため酸素不足により脳が安心して眠れない状態になります。この影響で脳の疲れが残り昼間でも眠気を感じるようになると考えられています。一方で本人にあまり自覚症状が無い場合もあります。症状がないからと放置していることは大変危険です。周りの人に寝ている時の呼吸の異常を指摘されたら、検査を受けるようにしましょう。
SASは高血圧やメタボリック症候群との合併が多いことが問題です。当クリニックではこれらの生活習慣病の診療も重点的に行っています。
睡眠中の呼吸状態をチェックする検査を行います。睡眠中の呼吸が一定時間以上停止または減少する回数を測定して診断します。
2つの検査方法があります。
※当クリニックは入院設備がないため、1泊入院の精密検査(PSG)が必要な場合は提携している専門機関をご紹介します。検査の結果判定、その後の治療に関しては当クリニックで継続して対応して参ります。
CPAP療法は世界的にも確立した治療法であり、睡眠の質の改善、日中の眠気の改善、集中力の向上などが知られています。残念ながらCPAP療法を途中で止めるとこれらの効果はほとんどの場合消失してしまいます。CPAPはSASを根本的に治す方法ではないからです。根本的な治療法が出来るまでの間は、現在可能な最良の治療を受けていただくことがベストであると考えています。クリニックでは随時、最適な治療法をご紹介していきます。
SASの治療目標は睡眠の質を改善することだけではありません。酸素不足を解消し、心筋梗塞や脳卒中など続いて起こりうる病気を予防することも大変重要です。この診断、治療に積極的に取り組んでいます。
SASは様々な生活習慣病との関連が深いため、自分の生活スタイルを見直し、これを良い方向に変えられるかどうかも重要な意味を持ちます。クリニックでは生活習慣の改善についてもアドバイスできるように努めております。
SASの治療目標は睡眠の質を改善することだけではありません。酸素不足を解消し、心筋梗塞や脳卒中など続いて起こりうる病気を予防することも大変重要です。この診断、治療に積極的に取り組んでいます。
『睡眠時無呼吸症候群』というのは、寝ている間にいわゆる無呼吸、低換気の状態になっていることをいいます。低換気とは、酸素不足になるということで、寝ている間に酸素不足が繰り返し起こると、酸化ストレスによって交感神経が亢進した状態になり、血圧が不安定になります。
また、糖尿病の危険性や動脈硬化も非常に多くなり、あるいは不整脈を起こすということもあります。
最新の研究成果では、睡眠時無呼吸をずっと繰り返していると、脳の海馬などが萎縮するということが判っています。SASの患者さんは交通事故を起こす可能性が健常者に比べて約3倍高く、また昼間寝てはいけない時に眠ってしまうということがいわれています。さらに手先などの細かい作業ができなくなるともいわれており、これらが海馬などの萎縮と因果関係があるかまでは分かっておりませんが、SASの患者さんにはよく見られる症状です。
海馬というのは、記憶力に関係するとても重要なところで、SASを放置すると段々不器用になってきたり、集中力も低下してくる可能性があります。それでも最近の研究では、SASの治療を行っていくと数ヶ月で元のレベルに回復することが判っていますので、SASの疑いがある方は早めに診断して治療することが非常に重要です。