日本医科大学呼吸ケアクリニックから医療関係者の方へ医療連携のご案内を掲載しております。

医療関係者の方へ

医療連携のご案内

医療関係者の皆さまへ

日本医科大学呼吸ケアクリニック
所長 日野 光紀

当、日本医科大学呼吸ケアクリニックは2003年に開設されて以来、医療連携、協力を進めることにより患者様だけでなく関わる医療者に対しても最新の情報にもとづく診療方針を明らかにすることを目標としてきました。

連絡は互いの「診療情報提供」により行っておりますのでご協力をお願いいたします。またかかりつけ医との連携による共同診療や専門医間での役割分担を明確にした連携を進めております。当クリニックを受診される患者様は遠方からの方が多いので連絡は基本的には細かなデータのコピーを同封するようにいたしておりますがご不明の際にはご連絡を賜れば幸いでございます。

日本医科大学との連携強化

当院は日本医科大学の施設であるため、肺がん等の高度な治療が必要な疾患を始め、あらゆる疾患について付属病院の後方支援が得られます。さらに付属病院とは電子カルテをネットワーク共有しており、情報を共有することで切れ目無い診療が可能です。

また、地域のかかりつけ医との連携を推進し、必要に応じた診療が提供できるよう配慮しております。そして、精度の高い肺機能検査を提供できるため、かかりつけ医による検査で肺の異常を指摘された患者さんの精密検査が実施可能です。

病診連携と診診連携

当クリニックは大学病院に直結した呼吸器専門医による質の高い医療を提供する側面、患者さんが気分的にも時間的にも楽に診察を受けられる地域の診療所としての側面の両方の役割を持つことを特徴としています。大学病院かつ診療所である当クリニックでは、大きな病院と診療所が連携をとる病診連携、地域の診療所同士で連携をとり合う診診連携のいずれにも力を注いでいます。地区医師会との連携、医療圏を超えた連携、外来を持たない在宅医との連携がスムーズに行える仕組みづくりを目標としております。

呼吸リハビリテーションの推進

日本医科大学は、私立医科大学では最も古い歴史を誇ります。この日本医科大学が付設した呼吸器専門のクリニックとして、当院ではCOPDを始めとする慢性呼吸器疾患の診断、治療、研究を行っております。重症度の高い患者さんに対して、最新の知見による専門性の高い医療を提供し、医師及びメディカルスタッフによる生活指導の実施等、きめ細やかな患者支援を行ってまいります。また、呼吸リハビリテーション実施施設と連携を図り、総合的な治療が可能となる体制を整えております。