お口のお手入れ(口腔ケア)について 日本医科大学呼吸ケアクリニック

コラム

お口のお手入れ(口腔ケア)について

お口の中は36~37℃と温かく、湿り気や食べ物の残渣などもあるため、細菌などの微生物にとっては増殖に最適な環境です。歯垢(デンタルプラーク)1グラム中に含まれる細菌数は10億個、糞便と同じくらいとも言われています。

うがいだけでは歯垢はとれず、適切なブラッシングが必要です。口内炎などの口腔内トラブル、肺炎などの全身感染症の予防、また腸内環境の改善のために、口腔ケアが大切です。

定期的に歯科受診をして「お掃除」と共に「むし歯」や「歯周病」がないかチェックをしてもらいましょう。毎日の口腔ケアでは、歯のブラッシング、歯間ブラシ・糸ようじ/フロス、タフトブラシを用いた後は「グチュグチュうがい」を、舌のブラッシングの後は口の中で舌を洗うような意識で「ガラガラうがい」をしましょう。

お口のお手入れに関するリーフレットを作成しました。興味のある方はクリニックスタッフまでお声掛けください。

 

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