肺の生活習慣病(COPD):咳、痰、息切れを疑う

咳が出れば風邪のせい、息切れが起これば年のせい――と、私たちは軽く考えがちだ。しかしその陰に肺の重大な疾患COPDが隠れているかもしれない。症状が喘息など他の疾患と似ているため医師でも気がつかないことが多く、潜在的患者数は糖尿病を上回る数百万人といわれる。正しい治療を受けなければ治癒は遅れ、医療費はかさみ、患者・家族の生活の質の低下は免れない。COPDとどう向き合えばいいのか。診断と治療、予防法を紹介する。

[著者]

木田厚端 日本医科大学教授

[出版]

中央公論新社

[目次]

第1章 サインは咳と痰、息切れ
第2章 芽吹く肺、たそがれの肺
第3章 暴走する炎症
第4章 どこを診るのか、どう治すのか
第5章 社会がつくる病気、COPD
第6章 期待される直角人生へ